前ページへ目次に戻る次ページへ 6.那覇港港湾計画図

●那覇港の沿革と概要
 昭和47年5月、沖縄の日本復帰を契機に、那覇商港、泊港、那覇新港を一体的に管理運営するため、那覇市は当時の琉球政府から那覇商港(現在の那覇ふ頭)の施設の譲与を受け、三港を一元化した那覇港は重要港湾として指定された。
 当初の那覇港港湾計画は、昭和49年7月に策定され、沖縄と本土及び近隣アジア諸国をはじめ、主要離島を結ぶ流通の拠点としての港湾整備をはかると共に、都市活動に必要な用地の造成を進めることを基本方針として、目標年次を昭和56年、港湾取扱貨物量を740万トン(内貿680万トン、外貿60万トン)として計画を行った。
 昭和54年12月には、出入船舶の安全と泊地の静穏を確保するため外防波堤の見直しを行うほか、船舶の大型化に対処し、小型船だまりを整備するため、浦添ふ頭の係留施設及び小型船だまりの見直しを行い、計画の一部変更を行った。更に、昭和59年8月、作業基地計画に伴い浦添ふ頭地区の小型船だまりの計画を変更し、港湾の環境整備を図るため浦添ふ頭地区の緑地計画を変更して、港湾計画の一部変更を行った。

 那覇港は、沖縄県の物流拠点として、今後とも本県の発展に伴う取扱貨物量の増大に対処していくとともに、外・内貿貨物の輸送形態の変化にも対応していくことが望まれる。
 また、老朽化、陳腐化した港湾施設の再開発により、既存施設の活性化を図り、より安全かつ効率的な施設が必要となってくる。さらに本港は背後に那覇都市圏を控え、本県振興のための産業基盤の整備が臨海部に求められているとともに、住民の憩いの場としての親水空間の整備や、文化・レクリェーション施設や、国際化に対応した施設の整備が要請されている。
 そこで、昭和63年4月に計画改訂を行い、目標年次を平成12年、港湾取扱貨物量を1,240万トン(内貿1,080万トン、外貿160万トン)とした。
 平成8年7月に那覇港港湾区域が浦添市の空寿崎付近まで拡張された。
 現在、コンテナ化への対応や泊ふ頭の再開発、海浜公園、小型船だまりの整備等を中心として第9次港湾整備7か年計画、第6次海岸整備7か年計画により鋭意整備促進中である。

●浦添ふ頭構想
 現在、整備促進中のふ頭で内貿定期船、外内貿不定期船バースを整備し、新港ふ頭と合わせて総合物流ターミナルの形成を図る。また、親しまれる港づくりを目指して人工海浜、マリーナ、緑地、国際交流施設等を一体的に配置し、沖縄県の国際化に資するとともに、那覇市直近の海洋性リゾートの形成を図る。

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